福岡県知事選の告示(24日)を前に、「県民を主人公に、憲法を暮らしに生かす福岡県民の会」(「県民の会」)が擁立する田村たかあき氏(49)=新、日本共産党推薦=は、県内の全60自治体を訪問・懇談する「自治体キャラバン」に取り組んでいます。
キャラバンは2月24日にスタート。県内自治体すべての振興策をつくる「フォローアップ60」の一環で、これまで粕屋郡内をはじめ筑朝、田川、直鞍、嘉飯地区などの各自治体を訪問しています。
訪問先で田村氏は、国・県とかかわる各市町村財源の問題や福祉・医療行政・教育行政、町の振興策など、市町村の首長らから率直な意見、要望を聞きました。福岡都市圏のある町長は「若い世帯の流入によって、保育所、学校の増改築への予算支出が頭痛の種」、「景気の低迷で法人税が落ち込んでいる」と窮状を訴えました。
田村氏が「町村と県は密接な関係をつくっていくことが重要です」とのべ、町長は「県と町の関係は対等であってほしい」と語りました。
キャラバンは告示前日まで続けます。