「国際女性デー」の３月８日、各地で「ジェンダー平等実現へ、女性差別撤廃条約と憲法を生かそう！」等をスローガンに集会が開かれました。福岡県では９カ所で開かれ、福岡市で開かれた福岡集会には７０人が参加しました。
弁護士の岸松江さんが記念講演。出産後の解雇、就職活動での差別など自身の体験を語りました。若い人の半分以上が非正規雇用という実態を告発し、民主党政権が「国民の生活第一」の公約を投げ捨て、社会全体に閉そく感が広がっているとき、打ち破るのは女性だと強調しました。
田村たかあき知事候補があいさつしました。
意見交流では、「就活中の学生から『大切な授業があるからと平日に行われた面接に行かなかったら不採用にされた』などの声が寄せられている。ちゃんとしたルールをつくってほしい」（民青同盟）、「待機児童解消のために保育予算を元に戻し保育所を増設すべきです」（保育センター）などの発言がありました。（しんぶん赤旗 ２０１１年８日）