玄海」再稼働阻止へ九電と交渉
馬毛島への基地移転反対を支援
次期衆院選九州・沖縄ブロック比例区(定数21)で赤嶺政賢衆院議員とともに日本共産党の2議席奪還へ挑戦する田村貴昭さん(50)=新=に抱負と決意を聞きました。
4月の福岡県知事選では「県民の会」の候補者として「原発ゼロ」を訴え、前回票を3倍化する47万票のご支持をいただきました。
その後、5月には震災ボランティアとして被災地・宮城県に、玄海原発再稼働・〝やらせメール″問題では、九州電力本社にその都度出向き要請と交渉をしてきました。7月と10月には赤嶺議員と一緒に鹿児島県入りし、馬毛(まげ)島への基地移転反対のたたかいを支援し、奄美大島の豪雨被害を調査しました。
共産党へ関心
いま、九州・沖縄各県を飛び回り、党支部や後援会、民主団体の集いや学習会で、パワーアップした〝電気紙芝居″を駆使し、活動報告を交えて政治を語っています。大震災からの復興をどうするか、原発からの撤退をどうすすめるか―その関心が非常に高い。九電〝やらせメール″を追及して、玄海原発再稼働を食い止めた日本共産党の姿勢と主張に関心が広がっています。
2009年の政権交代後、民主党は国民の期待をことごとく裏切り続けてきました。アメリカにモノが言えず、財界におもねる政治は、民主党も自民党もうり二つ。野田内閣は自民党以上にアメけカと財界の要求に忠実です。「食と農」を破壊し、アメリカ型ルールを押しつけて日本社会を壊すTPP参加への暴走。沖縄新基地の押し付け、「税と社会保障の一体改革」の名による消費増税10%と社会保障の連続改悪の動き、悪政はとどまるところを知りません。
7割の国民が二大政党にへきえきしていると言います。大震災と原発事故を受けても、みにくい争いを続けているからです。被災地の復興、原発ゼロ、増税ストップ、社会保障の改悪に歯止めをかけて、TPP反対を貫く日本共産党の躍進は国民への責任です。
仲間増やして
エネルギー政策、財源問題、アメリカとの関係―どうすればいいのか、みんな模索しています。
いま、〝脱原発、貧困なくせ″の運動をしている若い人たちや無党派の人たちから「共産党に一翼を担ってほしい」と頼りにされ、一緒になたかう仲間として信頼されています。原発ゼロめざす一点での共同を広げ、〝11・13さよなら原発!福岡1万人集会″成功のために力をつくします。
「しんぶん赤旗」読者を増やし、党員を迎えることが、国政選挙での前進と住民要求実現の展望を開くと確信しています。皆さんの地域に呼んでください。日本共産党の提案、大志とロマンを語り合い、仲間を増やしましょう。
暮らしと命を脅かす「民自公翼賛体制」とたたかい、国民の切実な願い実現のために全力をつくします。
3度目の挑戦です。〝二度あることは三度ある″ではなく、〝三度目の正直〃にしましょう。赤嶺さんと一緒に国会に送ってください。よろしくお願いします。(しんぶん赤旗 2011年10月29日)
田村貴昭氏の略歴 たむら・たかあき 50歳。党国会議員団九州・沖縄ブロック事務所長。北九州大学卒、北九州市議団事務局長、北九州市議2期、2005年、09年衆院選九州・沖縄ブロック比例候補。温泉入浴指導員や焼酎アドバイザーの資格あり。細マッチョめざし筋トレをしています。
。