本稿掲載の今日、私は宮城県でボランティア活動にあたっている。大震災から9ヶ月、厳しい冬を迎えた被災地の現状を今一度この目で確かめ、筆舌に尽くせぬ被災者の苦労と思いを肌で感じる必用にかられた。
私にとっては福岡県知事選から日々救援復興、原発撤退を訴えての9ヶ月でもあった。復興に名を借りた増税計画、税と社会保障、環太平洋連携協定(TPP)、普天間基地…混迷深める政治の一つ一つをスライドにして、打開への展望を学習会、集い、演説会で語ってきた。11月は18カ所に及んだ。
「震災はどこか遠い場所でのことと感じていた。話を伺って、私達が変わらなければ、変えていかなければという思いを強く持ちました」(青年の感想)。広がる共感と共産党への期待、それを力に東奔西走、語り部としての活動に日々喜びを感じている。
21世紀の早い時期に民主連合政府を樹立する目標を踏まえ、総選挙で必ず勝利躍進を――大志あふれる新方針が中央委員会で決まった。過日、熊本で県漁連の会長、宮崎で県森林組合の会長と懇談し、日本の農林水産業を発展させることで意気投合。私たちの活動は保守層にも思い切ってウィングを広げる時にある。
一生忘れ得ぬ日「3・11」。被災者の笑顔を取り戻すために、国民の暮らしを守るためには、語って、訴えて、仲間を増やす――政治の本質が問われた2011年、年の瀬の決意。
読者のみなさん、「3度目の正直」をめざし、次の衆院選をたたかいます。水曜随想も再開です。ご支援よろしくお願いします。
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“新・九沖(きゅうおき)”豆知識①
自然エネルギー利用率日本一は? ①北海道 ②長野県 ③高知県 ④大分県
答え→④ 詳しくは私のブログをご覧下さい。
http://tamura.air-nifty.com/1961/