日本共産党長崎県西海市委員会は1月25日、講演会「みんなで話し合おう!介護と暮らし」を同市で開きました。
講演した田村貴昭衆院九州ブロック比例候補は、民主党の進める「社会保障と税の一体改革」が「庶民には大増税で大企業には減税し、社会保障は一律切り捨てる」と批判。介護のあるべき姿にするにあたり消費税増税に頼らない共産党の政策を語りました。
市社会福祉協議会の元ケアマネジャー平野敏弘さんは、離島に暮らすお年寄りの状況について経験を蘇り、利用料が高すぎて払えず、必要な介護が受けられない現状を指摘しました。NPO大瀬戸福祉サービス代表者・グループわらび苑理事長の渡辺登さんは全国一律の介護施設の画一的な国の基準を批判し、離島の実情に合った介護施設の必要性を訴えました。
渕瀬栄子党市議候補は、市民アンケートで年金や介護保険の改善の要望が高かったことなどを報告。「要望を市政に居けたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2012年1月27日)