日本共産党宮崎県委員会と中部地区委員会は2月12日、山下芳生参院議員を宮崎市内に迎えて演説会を開きました。県内各地からバスなどで参加した会場いっぱいの参加者が熱心に耳を傾けました。
山下氏は、財界いいなりとアメリカ追従による政治のゆがみを正すとどんな希望ある日本にできるのか、消費税に頼らなくても社会保障が充実できる抜本的対案を紹介、日本改革の展望を示しました。
来る総選挙で九州・沖縄から複数議席をめざす決意を、田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は壇上から、赤嶺政賢衆院議員はビデオレターで、表明しました。
初めて党演説会に参加した大学院生(29)=日向市=は「社会保障など他党が議論を避けるような問題にも正面から向き合っていると知り、共感しました」と話していました。
演説会には、JA宮崎中央会の森永利幸会長が開催を祝うメッセージを寄せ、環太平洋連携協定(TPP)反対で一貫する党に共感を表明。3月11日に同市で開く「さよなら原発!宮崎いのちの広場」の小川渉事務局次長が集会への参加を呼びかけました。(しんぶん赤旗 2012年2月14日)