東芝工場存続へ力尽くす 田村・たかせ2候補が決意

 北九州市小倉北区で4月22日開かれた党演説会では、衆院選必勝を期す田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補、たかせ菜穂子10区候補が消費税に頼らなくても、社会保障充実と財政再建への道を切り開く共産党の「提言」の内容を紹介しました。

 2候補は決意も語り、参加者から共感の拍手がわきました。
 たかせ候補は「住みやすい社会を次世代に手渡したい」と抱負をのべ、「赤嶺政賢衆院議員と田村貴昭さんの2比例候補とともに、私も全ての力を出し切って勝利にがんばる」と訴えました。

 田村候補は、野田政権が国民に福祉・医療などに高負担を強いる「税と社会保障の一体改悪」政治を批判。また、東芝北九州工場の閉鎖計画にもふれ「閉鎖は地域経済に打撃を与える」として、工場存続に頑張る決意を表明。「たかせさんと定数21の九州・沖縄ブロックで赤嶺衆院議員に続いて私も国会に送ってほしい」と訴え、参加者の拍手がわきました。

 来年1月予定の北九州市議選に立候補する波田千賀子(門司区)、大石正信(小倉北区)、八記博春(同区)、柳井誠(小倉南区)、藤沢加代(同)の5氏が登壇、代表して柳井氏が選挙をたたかい抜く決意を語りました。(しんぶん赤旗 2012年4月24日)