日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補と牧山隆衆院長崎1区候補は5月8日、長崎市の被爆碑を市民5人と巡りました。
平和案内人の今道忍さんのガイドで爆心地公園をスタート。浦上天主堂遺壁や被爆当時の地層、原爆資料館で11日まで開催中の新「原爆と人間」被爆写真展などを見学しました。
今道さんは「平和公園にある15のモニュメント(記念碑)は、太平洋戦争の戦勝国である連合国から贈られたものはない」と解説。原爆投下を正当化する勢力の根強さを指摘しました。
碑巡り後、田村氏らは、長崎原爆被災者協議会の谷口稜嘩会長、山田拓民事務局長と懇談。田村氏は「長崎にたびたび訪れていましたが、知らないことが多く、とても勉強になりました」と碑巡りの感想をのべました。山田氏の被爆者支援要請に田村氏は「福島原発被害の救済にもつながるよう頑張りましょう」と応じました。(しんぶん赤旗 2012年5月10日)