福岡県田川地区革新懇話会などでつくる実行委員会主催の「国民本位の政治を考えるシンポジウム」が8月25日、添田町で開かれ、400人が詰めかけて熱気に包まれました。田川地区のJAたがわ、添田農協支所の役員、農業委員会の会長、区長らの姿が見られました。
パネリストは、原博文・JAたがわ組合長、大学一弁護士、田村費昭・日本共産党九州・沖縄ブロック事務所長(衆院比例候補)の3氏です。
原氏はTPP(環太平洋連携協定)参加の動きにふれ、「日本の農業をターゲットに農業をなぜつぶすのか憤りを感じる」と批判。「臨戦態勢でTPP反対運動を進めていきたい」と強調しました。
福島県から田川市に移住した大学氏は「福島原発は人体や農産物、家畜などにも放射能被害をもたらし、今も続いている。こんな事故を起こす原発の再稼働はやめるべきだ」と語りました。
田村氏は「党派と政治信条を超えて『TPP反対』の一点での共同を大きくしていきたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2012年8月27日)