オスプレイ飛ばさせない運動を 田村候補が首長らと懇談

 日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は10月3日、米海兵隊オスプレイの低空飛行訓練域「イエロールート」下に位置する福岡県添田町と八女市の首長らと懇談しました。

 添田町役場には、田村氏と山下とみこ衆院福岡11区候補、竹田善活前町議、日向偕就・添田支部長と訪れ、寺西明男町長と懇談しました。

 寺西町長は「県に問い合わせても訓練内容や正確なルートなど何も分からない。副町長を責任者に情報を収集している」とのべ、「年間130万人の観光・登山客が訪れる風光明媚(めいび)な英彦(ひこ)山。耶馬日田英彦山国定公園の上空を飛んでもらったら困る」と困惑顔。「近く開かれる議会全員協議会で、日本共産党からいただいた資料などを示して説明をしたい」とのべました。

 田村氏は「危険な軍用機を九州で飛ばさせない一点で共同した運動を進めていきたい」と語りました。

 八女市役所では、江口まなぶ衆院福岡7区候補、松崎辰義市議が同席。田村氏は「市民の安全を守る立場から一緒にとりくみましょう」と要望。応対した橋爪隆幸副市長は「市長に伝えたい」とのべました。(しんぶん赤旗 2012年10月4日)