反対の声ともに
日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は10月5日、米軍機オスプレイの低空飛行訓練計画ルート(イエロトルート)直下にあたる宮崎県の自治体を訪ね懇談しました。前屋敷恵美県議らが同行しました。
訪問した全自治体で住民や職員の米軍機目撃情報が紹介されました。堆葉村の黒木保隆副村長は「金属音のようなものすごい音をたてて飛んでいった」と身ぶりで語りました。
椎葉村
自治体側は、米軍機の訓練について国・防衛省からの連絡も情報開示もないとし「どう対応すればいいのか」と当惑したようす。危険性の高いオスプレイの訓練計画に「沖縄や岩国であれだけ抗議の声があるのに、なぜ強引にやろうとするのか」(諸塚村・西川健副村長)などの声も上がりました。
諸塚村
田村氏は、県市長会と町村会が連名で8月にオスプレイ訓練に抗議の決議を上げたことに「先進的な動きだった」と賛意を示し「政党・政派、安保の是非の垣根を超えて、反対していきましょう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2012年10月7日)