〝解決策わかりやすい〟 熊本大演説会 山下・田村氏らの訴えに反響

 日本共産党熊本県委員会は11月4日、山下芳生参院議員と田村貴昭衆院九州・沖縄比例候補を迎え、熊本市の県立劇場で演説会を開きました。松岡徹県議が開会あいさつしました。

 山下氏は「国民の願いの一番の障害はアメリカいいなり、財界中心の政治」と指摘。来るべき総選挙は「歴史に逆行する流れと未来を開く流れの対決で、日本の進路が問われる」とのべ、赤嶺政賢衆院議員と田村氏を国会に送ってほしいと支持を呼びかけました。

 田村氏は、各地の集いで寄せられた「医療・介護・年金に大きな不安を抱えている」との声にふれ、消費税に頼らずに社会保障の充実をめざす党の「提言」を紹介しました。

 全5小選挙区候補が決意を表明。「即時原発ゼロを」(1区・山部洋史氏)、「諌早干拓開門をただちに」(2区・松山邦夫氏)、「九州北部豪雨の被災者支援を」(3区・東奈津子氏)、「水俣病被害者の完全救済を」(4区・蓑田庸子氏)、「地域経済にも打撃を加える領土問題の冷静な解決を」(5区・橋田芳昭氏)と訴えました。

 原発、消費税増税に反対という女性(31)は「共産党の演説会は問題点を明確に指摘し、解決策を示してわかりやすい」と話していました。演説会では、「明るく新鮮な感じ」「新しい風が吹き始めている」などの感想が寄せられました。(しんぶん赤旗 2012年11月6日)