「新幹線」中止求める 党長崎県委が政府交渉 9勝に47項目の要望

 日本共産党長崎県委員会は11月6、7日の両日、政府交渉をしました。堀江ひとみ県議を団長に、牧山隆衆院1区候補、佐世保市の山下千秋市議、諌早市の西田京子、中野太陽両市議、松浦市の安江結子市議、西海市の渕瀬栄子市議候補が参加しました。

 6日は、田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補も同席。4省に対し、県民の切実な26項目の要求実現を要請しました。農水省には、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の早期開門を要求。厚労省には、子ども医療費助成制度を国の制度として創設することなどを求めました。

 7日は、5省に21項目を要望しました。国交省には、長崎「新幹線」建設計画中止を求めました。担当者は「長崎県から要望がある。地元への波及効果もあり、淡々と進めたい」と回答。堀江県議が「軌道の幅を変えるフリーゲージトレインの実用化のめどが立っていないではないか」と追及すると、担当者は「実用化をめざしている」としか答えられませんでした。(しんぶん赤旗 2012年11月9日)