「脱原発めざす仲間」 いのうえしんぢさんが党候補を初応援

九州電力本店前にて

 「原発ゼロ」連帯行動が福岡市の九州電力本店前で取り組まれた12月14日夜、「脱原発! サウンドデモ」を主宰する福岡市のイラストレーター、いのうえしんぢさん(41)が初めて日本共産党衆院選候補の応援でマイクを握りました。

 いのうえさんは雨の中、九州・沖縄ブロックの田村貴昭比例候補と倉元たつお福岡2区候補の間に立ち、原発反対のサウンドデモを通じて「田村さんは自身のブログにデモ参加の感想を書き、そこに僕がコメントを書くなど関係が深まっていった」として、「だから脱原発デモを一緒に歩いて声を上げた仲間として訴えたい」と話しました。

 いのうえさんは九電に対して、電力会社として国へ原発廃炉後のビジョンを提案するよう呼びかけるとともに、「思うだけでは何も変えられない。行動を起こさなければ何も変わらない。田村さんと倉元さんには、僕やここに集まっているみなさんの思いを、これから国会という場所で伝えてほしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2012年12月16日)