増税・TPP 暴走に反撃 メーデー各地で 福岡市で田村氏あいさつ

 消費税大増税や労働法制改悪、環太平洋連携協定(TPP)参加、原発推進など安倍政権の暴走に労働者・国民の団結で反撃しようと5月1日、メーデーが各地で行われました。

 福岡市では、第85回県中央統一メーデー(実行委員会主催)に953人が参加しました。緒方満実行委員長(県労連議長)は「安倍首相の慢心と暴走を止め、安全で安心して暮らせる社会の建設を目指そう」と団結を呼びかけました。日本共産党を代表して、田村貴昭党国会議員団九州沖縄ブロック事務所長が連帯挨拶しました。(動画はコチラ)

 参加者らは思い思いのプラカードを持ちデモ行進。プラカードコンテストでは、福岡法律関連労働組合の「憲法改悪・秘密保護法・消費税・解雇特区 い〝かんべえ″」の黒田官兵衛プラカードがデコレーション部門最優秀賞を獲得しました。

 初参加という寺田史(ふみ)さん(21)=医療事務=は、「福岡市の『解雇特区』の怖さや非正規雇用を減らし働きやすい環境をつくるよう訴えたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2014年5月2日)