日本共産党の小池晃副委員長は12月6日、田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補と、3区とも「自共一騎打ち」となっている福岡6~8区候補とともに、福岡県の飯塚市、久留米市、大牟田市をまわり、「党大躍進で九州・沖縄から必ず比例2議席を」と訴えました。
小池氏は飯塚市での演説で、安倍政権の悪政を転換する具体的対案を一つひとつ丁寧に解説。ときおり雪が降る寒空の中、集まった聴衆はうなずきながら聞き入り「そのとおり」と声援を送りました。
小池氏は、小学生が「僕も戦争に行かなければいけないのでしょうか」と話しかげてきたことを紹介し、「小さい子にまでこんな思いをさせる安倍暴走政治はストップするしかない」と力を込めました。
共産党への期待は高まっているが、4割の有権者がまだ投票先を決めていないとして「これからの訴えが大事。最後まで奮闘し、日本の新しい政治がこの総選挙から始まったと言える結果を出そう」と呼びかけました。
田村候補は「九州・沖縄はひどい政治が押し付けられている。これを変えるため国会へ押し上げてください」と力強く訴えました。
話を聞き終え「がんばるぞ」と気合を入れた市内の70歳の女性は「安倍政権は腹の立つことばかり。田村さんを国会へ送ってやっつけてもらいたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2014年12月7日)