九州・沖縄ブロックで2議席必ず 那覇・北九州・福岡 志位委員長

 日本共産党の志位和夫委員長は12月10日、那覇、北九州、福岡の3市で街頭演説し、「総選挙最終盤、これからが勝負です。沖縄1区のあかみね政賢候補は横一線の大激戦です。必ず勝ちたい。九州・沖縄比例ブロックで、日本共産党と書いていただく方を広げに広げ、2議席を必ず獲得したい。あかみねさん、田村貴昭さん、まじま省三さん、あわせて3議席まで押し上げてください」と力強く呼びかけました。

 志位委員長は、安倍政権の暴走政治の最大の対決者が日本共産党であることを強調するとともに、どんな問題でも「消費税に頼らない別の道」「大企業応援から国民の暮らし第一へ」「北東アジア平和協力構想」など共産党が抜本的対案を掲げていることを訴え、絶大な支援・支持を呼びかけました。

 再稼働が狙われる川内原発(鹿児島県)の問題を取り上げ、「巨大噴火に対応できない。まともな避難計画もない。あらたな『安全神話』で再稼働などとんでもない」と批判。「共産党を伸ばし、原発ゼロの日本、再生可能エネルギーの日本をご一緒につくっていこう」とよびかけました。

 北九州市・小倉駅前で演説を聞いていた男性(32)は「秘密保護法が施行されて戦争へと向かう危機感があります。共産党は外交面で世界の平和の流れに視点を向けているのがすごいと思う。共産党が勝って秘密保護法を廃止してほしい」と話しました。

 初めて街頭演説を聞いたという男性(19)=大学生=は「人の多さにものすごい勢いを感じた。野党で一番では。もうすぐ就職なので、演説にあったブラック企業対策の法案を衆院でも提出できるよう期待します」と話しました。(しんぶん赤旗 2014年12月11日)