日本共産党鹿児島県委員会は1月25日、田村貴昭衆院議員と吉良よし子参院議員を招き、国政に関する要求や要望を聞く懇談会を鹿児島市で開きました。民主団体や個人、地方議員など50人が参加し、子育て世代や高齢者への対策、桜島の降灰対策、離島振興、ブラック企業の根絶など多岐にわたり要望が出されました。
子育て中の男性からは、窓口負担のある県の子ども医療費助成について「一刻も早く窓口無料を国の責任で実現してほしい」と要望。奄美大島出身の男性は、辺野古の埋め立て用土砂が、徳之島から搬入されようとする計画をあげ、「アメリカに占領された経験がある奄美大島の郡民にとって許しがたい暴挙だ」と批判しました。
その他にも「離島全てに航路補助をしてほしい」「自衛隊のパネル写真展示の中止を求めてほしい」「若い世代として戦争する国に絶対にしてほしくない」などの要求が出されました。
田村、吉良両議員は、実態調査をすることや国に指摘していきたいとのべ、「皆さんの要求をしっかり受け止めた。力を合わせ実現できるよう頑張りたい」と語りました。
まつざき真琴県議は、「国会議員と地方議員がタッグを組み、市民の皆さんの運動を広げ要求実現をめざそう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2015年1月27日)