北九州市議団が市政懇談会

日本共産党北九州市議団(9人)は6月5日、今議会での本格的な論戦を前にして、市民から意見や要望を聞き、意見交換を行う市政懇談会を戸畑区内で開きました。市内の団体や労組、市民団体の代表、個人の73人が参加しました。

今議会は市長選を受け、2015年度予算案に対する論戦が展開されます。田村貴昭衆院議員と高瀬菜穂子、山口りつ子両県議の3氏が出席し、あいさつしました。

石田康高団長が説明。事実上の破綻状態となっている埋め立て事業など「負の遺産」の穴埋めとして、414億円を借金することを批判。今予算で、▽小中学校の普通教室にエアコンを設置▽中小企業振興条例の企業や市民への周知、実態の把握▽国民健康保険料の1人当たり4984円の引き下げ―など、市民要求が実現したことを紹介しました。

参加者から小中学校の学力テスト、学校給食の改善とパート職員の「雇い止め」制度の廃止、八幡市民会館・図書館の保存、沖縄・辺野古への新基地建設に伴う同市門司区の土砂搬出問題などについて意見が相次ぎだされました。(しんぶん赤旗 2015年6月10日)