原爆病院など訪問 長崎 党議員、被爆者見舞う

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日本赤十字社長崎原爆病院では平野明喜院長から説明を受け、入院中の被爆者と懇談しました。

平野院長は被爆者の病状について、「幼少期に被爆した時の細胞の傷が、年をとってからの発ガンに影響している」と語りました。

爆心地から3キロの地点で被爆した76歳の女性は、病室で畑野氏と本村氏から花束を受け取ると、「きれいなお花をありがとうございます」と笑顔で話しました。

「恵の丘長崎原爆ホーム」では、入所者と職員ら約130人に歌と拍手で出迎えられました。

田村氏は「暑い季節ですが、お体に変わりはないですか」と語りかけ、「核兵器を一発残らず廃絶するという被爆者の願いを実現するため、国会議員として全力を尽くしたい」との決意を示しました。

本村氏は、父親が5歳のときに長崎市で被爆したことについて触れ、「核兵器と戦争をなくしたいという父とともに頑張ります」と述べました。

入所者を代表して平川スミ子さん(103)は「もう二度と悲惨な体験をすることがないよう、命ある限り若い人たちに被爆体験を語り、受け継いでもらいたい」と話しました。

各議員には、入所者から手作りのぬいぐるみが贈られました。(しんぶん赤旗 2015年8月9日)