日本共産党大分県委員会と同県地方議員団は8月26、27の両日、山下かい参院大分選挙区候補、堤栄三県議はじめ10人が10省庁と政府交渉を行いました。赤嶺政賢、田村貴昭、真島省三各衆院議員、いせだ良子参院比例候補が同席しました。
環境省へは「ばいじん被害対策」を要望。同省の「新日鉄住金製鉄所と大分県、大分市の3者が協定を結び、ばいじん軽減の努力をしている」として、引き続
き状況を見守っていきたいとする姿勢に対し、住民の命と健康を守る責任を追及しました。赤嶺、田村両議員からの現地調査と住民との懇談の場を持つべきだと
の指摘に、担当者は検討することを約束しました。
東九州自動車道開通での佐伯市の沿線住民への騒音被害については、「橋の継ぎ目を大型車が通過する際の音などが大きい」「夜眠れない」などの住民の声を
伝え対策を求めたことに対し、国交省の担当者から「騒音測定の調整をしている。基準値を超えていれば速やかに対応する」と前向きな回答がありました。
厚労省との交渉では、子ども・子育て支援新制度にもとづく保育認定で、障害のきょうだい児がいる場合や、昼からの勤務でも自治体の判断で保育必要認定を11時間の標準時間認定とすることは可能との確認が得られました。(しんぶん赤旗 2015年8月28日)