大雪で名産ビワ被害 長崎 田村衆院議員らが調査

2016021106461 日本共産党の田村貴昭衆院議員は2月11日、長崎市茂木町の大崎地区を訪れ、長崎の名産品・ビワの寒害被害を調査しました。原口敏彦参院長崎選挙区予定候補、堀江ひとみ県議、内田隆英市議らが同行しました。

 

 一行は、ビワ農家の山崎繁義さん、野口和雄さんに寒害被害を受けたビワを見せてもらい、話を聞きました。

 

 「今年はエルニーニョ現象で暖かい日が続いたが、1月の大雪もあり、やられました」と山崎さん。野口さんは「ここまで腐っているとは思わなかった」と寒さに弱いビワを示しました。

 

 大崎地区は、長崎でビワの収穫・収益ともに一番多い地域です。田村議員は「4年前もビワの寒害被害が起こっている。同じことを繰り返させない(行政側の)対応が必要だ」と述べ、山崎さんは「歴史ある長崎のビワづくりを消さないように、残すための努力をします」と話しました。

 

 また、寒害を免れた簡易ハウスのビワ栽培も調査。ハウス設置費用は約480万円で、県・市の補助を受けても、個人負担は150万円必要です。堀江県議は「行政が個人負担のハードルを下げて設置が簡単になれば」と指摘しました。

(しんぶん赤旗 2016年2月12日)