北九州市で、原発の再稼働を直ちにやめさせようと「さよなら原発!北九州集会」(主催=同集会実行委員会)が3月13日、小倉北区で開かれました。青年、女性、労働組合員ら総勢2500人がつどいました。
「さよなら原発!北九州連絡会」の棚次奎介代表世話人(北九州市立大学名誉教授)は主催者あいさつで、「一致団結して原発をなくす行動を、さらに強めていこう」と力を込めました。
七つの団体の各代表が舞台上に登壇。その中で、市内の青年でつくる「FYMkita9」の大学生(21)は「昨年夏以降、原発の恐ろしさ、理不尽さを知った。自分なりに声を上げ、できることから行動していきたい」と決意を語りました。
「平和をあきらめない北九州ネット」代表の服部弘昭弁護士は「安心して生活できる、原発のない国づくりに向けて、ともに力を合わせていこう」とよびかけ、有志でつくる「原発さよなら四国ネットワーク」の井出久司氏(45)が出席し、伊方原発をめぐる現状を説明しました。
日本共産党の、 いせだ良子参院比例、しばた雅子参院福岡選挙区の両予定候補と田村貴昭衆院議員も参加しました。(しんぶん赤旗 2016年3月14日)