安心できる社会保障に 熊本県知事選 寺内候補が街頭演説 田村貴昭衆院議員が応援

20160312演説を聞いた人たちにあいさつする(向かって左から)寺内候補と田村議員=12日、熊本市 日本共産党も加わる「あかるい熊本をつくる県民の会」推薦で熊本県知事選(27日投票)をたたかう寺内大介候補の街頭演説が3月12日、共産党の田村貴昭衆院議員を応援弁士に迎え、県内2カ所で開かれました。

 

 会場の熊本市の銀座通り、菊陽町の大型商業施設前では、戦争法廃止や消費税増税中止、ノーモア・ミナマタ、立野ダム建設中止などの訴えに、大勢の参加者や買い物途中の人たちが耳を傾けました。

 

 国会から駆けつけた田村議員は、熊本県の全国最低の子ども医療費助成、ワースト10の子どもの貧困率を紹介。寺内県政の実現で「赤ちゃんからお年寄りまで安心できる新しい未来ある熊本県の社会保障を進めよう」と呼びかけました。

 

 寺内候補は弱者救済、子育て支援などの政策を掲げ、「弁護士として相談者とともに歩み、問題を解決し、県弁護士会の憲法委貝会の委員長としても憲法を守り生かす取り組みをしてきた経験を県政に生かしたい」と力を込めました。

 

 演説を聞いた54歳の女性は「安倍政権の戦争法成立の過程や言論の自由を踏みにじるやり方には危機感を感じている。県民を守る立場で国に思う存分、物申してほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2016年3月15日)