被災中小企業支援が切実 熊本・西原村 田村衆院議員に業者ら訴え

被災した地元業者と懇談する田村氏(正面中央)と山本(左)、田島の各氏=7日、熊本県西原村

被災した地元業者と懇談する田村氏(正面中央)と山本(左)、田島の各氏=7日、熊本県西原村

 日本共産党の田村貴昭衆院議員は9月7、8の両日、熊本地震で9割を超える民家が被害を受けた熊本県西原村に入り、11日投票の村議選の田島敬一候補=現=、山本伸裕県議らとともに被災者や中小企業者から被害の実態や要望を聞き取り、懇談しました。
 
 7日の懇談で経営者は、工場の復旧、従業員の雇用維持に全力を挙げていることを紹介。「工場は再開できましたが、目下の課題は4億円にのぼる機械の損害です」と窮状を訴え、損害額の軽減などの支援を求めました。
 
 田村議員は「村の経済、雇用を支えているのは中小業者の頑張りだ」と強調。「9月末に始まる臨時国会の場でも、生活、生業(なりわい)の再建支援に向け、より一層頑張って要求実現に取り組みたい」と話しました。
 
 8日のつどいに参加した男性(51)は「震災直後から救援、支援活動に取り組む田島さんの頑張る姿を見て、信頼が深まると同時に、村にとっても共産党の1議席はなくてはならない、かけがえのないものだと実感しました」と話しました。(しんぶん赤旗 2016年9月9日)