手を携え暴走ストップ 田村衆院議員、民進議員らと訴え 福岡・久留米

「野党共闘勝利!市政・国政報告会」で語る田村衆院議員=8日、福岡県久留米市

野党共闘勝利!市政・国政報告会で語る田村衆院議員=8日、福岡県久留米市

 衆院福岡6区補選で野党統一の新井ふみ子候補(民進党公認)の勝利をめざし、日本共産党筑後地区委員会は10月8日、福岡県久留米市で田村貴昭衆院議員を招いて国政報告会を開きました。民進党の野田国義参院議員、「みんなで選挙ふくおかちっご」の踊真一郎氏とともに野党共闘の勝利を訴えました。
 
 田村氏は、戦争法や環太平洋連携協定(TPP)、雇用破壊で暴走を続ける安倍政権の打倒を訴えました。野党間で政策合意が広がる展望や総選挙に向けた協議の加速にふれ、「補選で大きく前進すれば、衆院選でも必ずこの流れをいかしていくことができる。告示前から気持ちのいい共闘がはじまっているこの選挙、ともに街頭で訴え勝利に結びつけようではありませんか」と呼びかけました。
 
 野田氏は候補一本化に謝意をのべ、「暴走する自民党、安倍首相をストップさせるため手を携えていくことが大切」と強調。憲法改定の危険性にふれ、新井氏への支援を訴えました。
 
 踊氏は、異論をつぶす安倍政権の独裁政治に対し、あらゆる意見を含んだまま大義をもって選択肢をつくっていることが野党共闘の魅力、強みだとし「6区が次の選挙のモデルになる。歴史的なたたかいで勝ちましょう」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2016年10月12日)