来年1月20日告示の北九州市議選(同29日投票)に向け、日本共産党の現職、荒川徹候補(戸畑区、定数4)、藤沢加代候補(小倉南区、定数12)の事務所開きが5、6の両日、行われました。6日には小倉北区(定数11、1減)の大石正信候補=現=の演説会が開かれました。真島省三、田村貴昭両衆院議員が応援に駆け付けました。
荒川候補の事務所開き(5日)で、真島議員は8期目に挑む荒川候補の再選を呼びかけました。荒川候補は「市政アンケートの中で子育て中の女性から『子ども医療費は中学校卒業まで完全無料にという政策に共感している』との声が寄せられました。何としても議席を確保し、みなさんの思い、願いを市政に届けたい」と決意を語りました。
藤沢候補の事務所開き(6日)では田村議員が激励。藤沢候補は、小倉南区の図書館建設、子ども医療費助成の拡充などを実現したとのべ、「私の議員16年間の一つの教訓は〝粘り強く、あきらめないで取り組む〟こと。みなさんのご支援でまた、押し上げてほしい」と語りました。
演説会で田村議員とともに訴えた大石候補は、就学援助の入学資金を5月から入学前の3月に前倒して支給するよう改善させたことや、21年前から要望してきた平和資料館の建設を市に「検討」を約束させたことを語り、「人々の苦しみの軽減のために献身する」と語りました。(しんぶん赤旗 2016年11月8日)