北九州市の日本共産党門司・小倉地区委員会は11月27日、市議選(1月20日告示、29日投票)で定数1減の小倉北区(定数11)で大石正信市議とともに議席獲得をめざす新人、出口しげのぶ予定候補の演説会を同区で開き、田村貴昭衆院議員が応援演説しました。
出口予定候補は、建設費と金利を含めて約170億円ともいわれる新サッカー場の建設に税金をつぎ込む北橋健治市政のムダづかいを告発。「不足している特養老人ホームと保育所の建設、豪雨災害とがけ崩れ対策の強化事業など、地元の中小企業が潤う、市民に身近な公共事業に切り替えていきたい」と決意を表明しました。
田村議員は「出口しげのぶ予定候補の議席というのは切なる市民の願いをかなえる議席、ムダづかいをただしていくかけがえのない議席だ」と指摘。新しい日本の道を開く野党連合政権を呼びかけ、奮闘している党の姿を示し、「党候補10人全員の市議団確立は暴走安倍政権を退陣させる確かな力となる」と訴えました。
出口予定候補にバトンを渡す八記博春市議が市政報告しました。参加した男性(69)は「市民のくらしを守ってきた日本共産党を10議席に回復するため、出口予定候補を何としても議会に押し上げたい」と力をこめました。(しんぶん赤旗 2016年11月29日)