9月12日に告示された鹿児島県屋久島町議選(定数16、立候補23人)で、町政史上初の日本共産党の複数議席獲得に挑む、渡辺ひろゆき(70)=現=、松田正(67)=新=両候補の応援に田村貴昭衆院議員が駆けつけ、必勝を訴えました。
田村氏は、住民の声を無視した20億円の新庁舎建設計画を厳しく批判。「屋久島町と県政、国政をつないで、日本共産党は町民の皆さんの願い実現と税金の無駄遣いをただしていくために頑張っていく」とのべ、「日本共産党の2議席実現で、離島振興のためにも国政とより一層力を合わせて取り組んでいきたい。誤った国の政治を正す力となる日本共産党を屋久島でも躍進させてほしい」と訴えました。
渡辺候補は「住民の皆さんの大事な税金は豪華な新庁舎建設ではなく、住民の福祉の向上、安心の子育てやくらしを応援するために使いたい。住民が主人公の政治実現のために力を尽くす」と力を込めました。
松田候補は「議会の最も大切な仕事は住民の意見を町政に反映させ、町長の提案を住民の立場でしっかりチェックすること。住民の声を届けるために押し上げてほしい」と訴えました。
第一声に駆け付けた男性(85)は「新庁舎建設反対の住民の声を届けられる議員を一人でも多く議会に押し上げたい。風通しの良い町政実現を期待する」と話していました。(しんぶん赤旗 2017年9月13日)