日本共産党の田村貴昭衆院議員は12月17日、北九州市小倉北区の足立・寿山党後援会のつどいで国政報告をし、参加者からの疑問に答えました。
田村氏は、総選挙後、国会の委員会運営や野党の質問時間確保で進んでいる野党共闘、貿易自由化阻止や被災地復興の自身の国会活動について報告。統一地方選と参院選にふれ「小倉北区で悲願の県議、そして参院選勝利のため頑張っていきたい」と語りました。
参加者からは「北朝鮮問題でアメリカから兵器を買っているが金額が大きすぎるし本当にあれで日本が守れるのか」「生活保護の方が生活水準が高いからと扶助費が削られているけど、自分の生活では野菜なんか高くて買えない。なんでなの」などの疑問がだされました。
田村氏は「ミサイルを100%撃ち落とせるという人は防衛省にもいない。撃たせないための平和的外交を模索しなくては」「貧困者の生活水準が下がる一因は年金制度があまりにおお粗末だから。生活保護で貧困のさらに下の貧困におとしいれる安倍政権の削減は許しません」と答えました。
大石正信市議が学校給食民間委託の現場で起きている問題を追及した12月議会の一般質問を報告。学校の統廃合や公共施設の廃止・値上げにふれ、「地域のコミュニケーションを壊す動きに対抗しなくては。子どもも高齢者も安心して住めるよう頑張る」と話しました。(しんぶん赤旗 2017年12月19日)