米軍新基地建設の是非が最大争点となる28日告示の沖縄県名護市長選(2月4日投票)で、新基地は造らせないと奮闘する稲嶺ススム市長を押し上げようと、日本共産党の田村貴昭衆院議員は1月19日、同市で街頭演説し、必勝を訴えました。
田村氏は、新基地建設の〝地元〟である久辺3区(久志、辺野古、豊原)を細かく回りました。市長権限を行使すれば、新基地は絶対に造れないと強調。全国各地で埋め立て用土砂を搬出させない運動が広がり、新基地反対の連帯も広がっていると述べ、「力を合わせて声を上げ、新基地を許さない民意を市長選で示しましょう」と訴えました。
子育て支援など豊かな実績にもふれ、「これほど子どもにやさしく福祉を充実させている自治体は他にありません」と紹介。「基地に頼らず、市民のための政策をさらに発展させるのは稲嶺市長しかいません」と力を込めると、車などから熱烈に手を振る人もいました。
家から出てきて手を振った久志区の女性(85)は、「稲嶺市長に基地反対で頑張ってほしい。米軍の飛行機から物が落ちたり、いろんなことが起きているし、ここに基地ができたら3地区は大変なことになる。一番近いところですから」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年1月22日)