9月の沖縄統一地方選の必勝に向けて、日本共産党の各予定候補は8月17日、党国会議員・県議らを迎えて演説会を県内各地で行いました。
石垣市では田村貴昭衆院議員を迎え、2期目を目指す井上みち子氏(65)の演説会が開かれました。弁士らは石垣の自衛隊ミサイル基地配備を許さない議員を多数にしようなどと訴えました。
沖縄市の演説会では、4期目を目指す前宮みつこ氏(66)が「沖縄戦で傷ついた県民が譲ることのできない不戦の誓い。戦争につながる辺野古新基地は絶対に造らせません」と訴えました。
前宮氏は「市民が主人公」の立場で福祉制度を充実させてきたことや住宅リフォーム助成制度の実現などの実績を紹介しました。
応援に駆け付けた笠井亮政策委員長・衆院議員は「追い詰められているのは基地推進勢力。民意に反して新基地を強行する日米政府に怒りの鉄ついを下そう」と呼びかけました。嘉陽宗儀県議は勝利に向けた支援を訴え、東門美津子元沖縄市長も激励しました。
西原町では宮本徹衆院議員を迎え、2期目に挑む伊計ひろこ氏(57)の演説会が開かれました。
宮本氏は「アメリカ言いなりの政府を代えるときが来ている」と強調し、「伊計氏への一票一票が知事選につながる」と支援を訴えました。西銘純恵県議は、新基地反対を最後まで貫いた「翁長知事の遺志を継ごう」と呼びかけました。
伊計氏は、新基地建設反対などを掲げる「建白書」を実現する西原町民会議の事務局次長として、辺野古の座り込み行動などに取り組んできたことを紹介。「日本共産党、オール沖縄の議員として町民の命と暮らしを守るために全力を尽くします」と演説しました。(しんぶん赤旗 2018年8月19日)