統一地方選・参院選勝利へ 九州・沖縄いっせい宣伝 〝党の風を吹かそう〟 田村衆院議員ら訴え 北九州

JR小倉駅前で九沖いっせい宣伝=11日 九州・沖縄8県の日本共産党は11月12日、来年に連続する統一地方選と参院選の勝利に向け、有権者に党の風を吹かせていこうと、いっせい宣伝に取り組みました。田村貴昭衆院議員は北九州市のJR小倉駅前で、かわの祥子参院福岡選挙区予定候補らとともに朝宣伝をしました。
 
 田村氏は、外国人労働者受け入れを広げる出入国管理法改定案について技能実習制度のもとでの深刻な人権侵害を指摘し「今の状況を改善せずにどうして枠を広げることができるのか」と批判。安倍政権の消費税10%増税、憲法改悪などを批判し「野党の共同を広げ悪政阻止に全力で頑張る」と語りました。
 
 かわの予定候補は、原発による電力供給を優先して太陽光発電を停止する九州電力の出力制御を批判。「安倍政権の行う危険な原発の再稼働は許されません。九州に豊富な自然エネルギーで電気をまかなう流れを進め原発を止めていきましょう」と呼びかけました。
 
 宣伝には、来年のいっせい地方選をたたかう大石正信県議予定候補、市議補選勝利をめざす、うど浩一郎市議予定候補と、出口成信市議が参加。予算を第二関門橋や議員の海外視察ではなく暮らし・福祉に使う政治の転換を訴えました。(しんぶん赤旗 2018年11月13日)