日本共産党の田村貴昭衆院議員は12月9日、宮崎県知事選(23日投票)の応援に入り、宮崎市で行われた松本たかし知事候補の街頭演説で訴えました。
田村氏は、入管法、水道法、漁業法など、与党の横暴な国会運営を批判。「憲法じゅうりん、暮らし破壊の消費税増税、新田原基地の米軍基地化など、ひどい政治に対し、しっかり物が言える松本隆候補を押し上げよう」と訴えました。森林盗伐に対し動かない宮崎県や被害届を受理しない県警の問題を告発。「犯罪行為に手をつけない行政があるならトップを変えよう」と述べました。
松本候補は、重度障害者医療費助成制度の現物給付化を求める声に「利用しやすくなると県の負担が増える」とする県の姿勢を批判。「現物給付化を求める請願が県議会で全会一致で採択された。知事になって実現したい」と訴えました。
宮崎市で森林盗伐被害にあった女性(78)は「県は盗伐被害者に全く目を向けてくれない。知事をかえてもらいたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年12月11日)