日本共産党の田村貴昭衆院議員は1月26日、2月12日告示(17日投票)の熊本県甲佐町議選(定数12)で、党初の2議席獲得に挑む、佐野安春=現=、井芹しま子=元=の両予定候補の応援に駆けつけ、町議選は統一地方選、参院選での党躍進への前哨戦、「党議員の倍加で町政の流れを変えよう」と訴えました。
田村議員は、安倍政権の暴走を厳しく批判。相次ぐ自然災害にもふれ、市民の運動と野党共闘で求めてきた被災者生活再建支援法の不備の改善について国が検討を始めたと招介しました。
佐野予定候補は、町民を苦しめる水道料金引き上げや必要のない道路建設などをただしていくと訴え。井芹予定候補は「町民の暮らしを大事にする町政実現に力を尽くしたい」と、党2議席実現に支援を訴えました。
田村議員は同日、益城町で、統一地方選で議席回復に挑む甲斐康之予定候補=元=を励ますつどい(主催・党益城後援会)で訴えました。熊本地震では自身が真っ先に益城町に駆けつけて国会で取り上げ、避難所の環境改善、仮設住宅の入居期限延長など復興を進めてきたと紹介。復興の課題に本気で取り組む甲斐予定候補を押しあげようと呼びかけました。
甲斐予定候補は、幹線道路の4車線化など大型事業が進む一方で、被災者医療費窓口負担の免除を打ち切るなど冷たい町政を批判。「議席を回復し町民の声・実態を議会に届け、被災者の暮らし、住まいの再建に力を尽くしたい」と訴えました。
同町在住で女性後援会の女性は、甲斐氏が現職時代に繰り返し求めていた小中学校のエアコン設置の実現で、「児童・生徒はもとより、地震で被災し避難した住民の命と健康も守られた」と話しました。
2月23日に小池晃書記局長を迎える熊本市での大演説会への参加を訴えました。(しんぶん赤旗 2019年1月29日)