鹿児島県の日本共産党奄美地区委員会は5月18日、奄美市で、田村貴昭衆院議員を弁士に演説会を開きました。参院選での市民と野党の共闘の勝利と、決定的カギとなる日本共産党の躍進を訴えると、雨のなか駆けつけた会場いっぱいの参加者から拍手がわきました。
田村氏は「暮らしは守らない、憲法は壊す、うそとごまかし、ねつ造と隠ぺいの安倍政治を今度こそ終わらせるために力を一つに頑張ろう。仁比そうへい参院議員をはじめ7人の比例代表候補を押し上げてほしい」と呼びかけました。
景気が後退する中で消費税10%に増税したら暮らしや営業が成り立たなくなると指摘。「増税推進勢力の自民・公明を少数に追い込めば10月からの増税中止は不可能ではない」と強調しました。
まつざき真琴参院鹿児島選挙区予定候補は「何としても国の政治を変えるために頑張る」と決意表明しました。
崎田信正市議が市政報告し、三島照市議が奄美群島で参院比例代表目標の6000票を獲得しようと呼びかけました。
参加した病院事務の女性(53)は「安倍さんは戦争する国づくりにまっしぐら。参院選で共産党が伸び、安倍政権を倒して、住民の命、暮らし、平和を守ってほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2019年5月21日)