希望ある復興制度改善を 党鹿児島県委が田村衆院議員迎え研修会

鹿児島議員県集会=4日② 日本共産党鹿児島県委員会は8月4、5の両日、全県議員研修会を霧島市で開き、地方議員ら30人が参加しました。1日目は、田村貴昭衆院議員が災害対策について講演しました。
 
 田村氏は熊本地震や西日本豪雨などの災害を振り返り、現行の被災者生活再建支援法や災害救助法、台風や降灰による農業被害に対する制度などについて解説。「被災者が復興に希望が持てる制度改善に取り組もう」と呼びかけました。
 
 野元徳英県委員長は「参院選での教訓を生かして8・9月で強く大きな党づくりに踏み出そう」と呼びかけました。松崎真琴・県副委員長は、9月議会に向けて、幼児教育・保育の無償化や会計年度任用職員制度などについて解説し、論戦に取り組むことを提案しました。
 
 2日目は党農林漁民局次長の橋本正一氏が「農業・農村を守る課題に地域・自治体でどう取り組むか」と題して講演しました。
 
 参加者はそれぞれの自治体での取り組みを紹介、交流を深めました。(しんぶん赤旗 2019年8月7日)