日本共産党の田村貴昭、藤野保史両衆院議員と武田良介参院議員は10月22日、長野県千曲市と長野市を駆け、台風19号災害の現場を調査しました。党長野県議団(5人)、千曲市議団らが同行しました。
千曲川の越水などで、床上浸水が長野市に次ぐ1310棟(16日午後3時現在)の被害を受けた千曲市。一行は雨の中、市議団の案内で千曲川へ向かい、多量のゴミが漂着した越水現場を確認しました。
支流の沢山川では、堤防から漏水しました。地元の土口(どぐち)地区の男性は「山と土手に囲まれた場所で、非常に水害が怖い」と、行政への堤防の強化を要望しました。
一行は、園児を早めに帰した後に水没被害に遭った雨宮保育園などを見て回りました。
武田氏は千曲市議団とともに岡田昭雄市長を訪問。今後の災害対策など懇談しました。
田村、藤野両氏は長野市に向かい、長沼地区を調査。大規模に浸水した農園のリンゴや、破損したビニールハウスなどの農業被害を見回りました。
田村、藤野両氏は豊野地区の党ボランティアセンターを訪ね、活動中の青年らを激励。「甚大な被害を確認した。これまで以上の支援で、救援と復興にあたるよう頑張りたい」(田村氏)「『必要なことは全部やる』の立場で、皆さんと力を合わせる」(藤野氏)と決意表明しました。(しんぶん赤旗 2019年10月23日)