日本共産党長崎県委員会は12月14日、田村貴昭衆院議員を迎え、緊急国政報告会を長崎市で開きました。報告会後には市内で街頭演説も行い、訴えを聞いた女性が「しんぶん赤旗」日曜版を購読するなど反響が寄せられました。
「桜を見る会」疑惑についてスライドで詳細に解説した田村氏は「公的行事の私物化、税金による有権者への買収が疑われる大問題だ」と指摘。田村智子参院議員の質問や「赤旗」日曜版のスクープなど、共産党が大きな役割を果たしたと強調しました。
「桜を見る会」の追及をはじめ、国会で野党共闘がいかに強まっているかを紹介。憲法改悪を狙う安倍首相に対し、この2年間で4回連続、国会で自民党の改憲案を提出させなかったことや、高校生が反対の声を上げた、英語の民間試験導入も野党共同で延期法案を提出し、延期を決定させたことなどを報告しました。
参加者から「野党共闘はどのくらい進歩したのか」「憲法審査会の動きはどうなっているのか」など多数の質問があり、田村氏が丁寧に答えました。
街頭演説で日曜版を購読した女性は、「安倍政権には本当に頭にきている。早くやめさせてほしい」と訴えに共感しました。(しんぶん赤旗 2019年12月17日)