福岡県建設労働組合は1月26日、福岡市で組合創立65周年記念式典・2020年新春旗開きを行いました。日本共産党の田村貴昭衆院議員、立川由美県議か来賓として出席しました。
江口謙二執行委員長が開会あいさつ。映画館の改修工事で起きた労災事故を機に1955年、大工18人で結成した福建労が創立65周年を過去最高の組織数1万4220人で迎えたことを報告。出席者全員で喜びあいました。
江口氏は、昨年11月に九州建設アスベスト訴訟の高裁判決で勝訴したこと、福岡県、政令市などとの災害協定締結の実現などに触れ、今後も要求実現のため、「1万4500人の組職を今年度、なんとしても達成したい」と述べました。
田村氏は、建設アスベスト訴訟の画期的勝利に触れ、「政冶の力で補償制度をなんとしても創設したい」と表明。次の衆院選挙で野党が共同し、「希望が持てる政治をつくるために奮闘する」と決意を述べました。
立川県議は、「引き上げられた設計労務単価が現場で働く労働者に行き渡るよう、公契約条例の制定に向け奮闘する」とあいさつしました。
立憲民主党の野田国義参院議員、国民民主党の稲富修二衆院議員、古賀之士参院議員があいさつしました。(しんぶん赤旗 2020年1月28日)