日本共産党長崎県委員会は5月17日、田村貴昭衆院議員のZoomによる国政報告会をインターネットで配信しました。堀江ひとみ県議、小田徳顕・佐世保市議も参加。まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補が電話で発言しました。(動画はこちら)
田村氏は、検察庁法改定案審議中の委員会室に「強行採決反対」と抗議の声が聞こえてきたことを紹介。「『多くの国会議員と法曹人が断固反対の行動を』と検察OBも意見書を提出した。国民と共同し頑張っていきたい」と語りました。
国会で農林水産委員会に所属する田村氏は、コロナ感染症対策で、全国一斉休校の実施により供給先がなくなった牛乳生産者への手当支給や、全国の農政局にワンストップの相談窓口設置を実現したことなどを報告しました。
まじま氏は、国の支援制度が困った人の手元に届いていないと指摘。支援金を災害時に配られるおにぎりにたとえ、「生きるか死ぬかの支援策なのだから、まずは届けること。事前審査の後払いではなく先払いの仕組みへと改善を求めていきたい」と語りました。
堀江氏は「倒産してからでは遅い。そうならないために取り組んでいきたい」と述べ、小田氏は「カジノや石木ダムはこんな時でも進んでいる。不要不急の事業は中止し、コロナ対策をと求めていきたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2020年5月19日)