日本共産党大分県委員会は5月25日、田村貴昭衆院議員との「オンライン国政報告会」を開催し、ライブ配信しました。堤栄三、猿渡(えんど)久子の両県議、福間健治大分市議らが参加し発言しました。(動画はコチラ)
田村氏は冒頭、世論調査で安倍政権支持率が30%を下回ったことにふれ「この数字は怒りの数字だ。自民党は動揺している」と指摘。検察庁法改定をめぐり、ツイッターによる抗議やサイレントデモ、検察OBはじめとする反対世論と野党の共同が政治を動かしたとのべました。
コロナ危機から国民の命と暮らしを守る課題で堤、猿渡の両県議は、国の「補償なき休業要請」により多くの商店、中小企業が廃業や倒産、失業寸前の苦境に立だされているとし、「1回きりの給付でなく継続的支援が必要だ」と強調。福間市議は長期にわたる自粛要請の中で虐待・DVが増えていることなども示し、「国民の苦難に寄り添う党の役割を発揮する時だ」とのべました。
田村氏は、PCR検査体制拡充や経済対策で「機敏な対応、大胆な財政出動が緊急に求められている」と強調。現場の声を届け、国会論戦でも野党が共同して政治を動かしていく決意を語りました。(しんぶん赤旗 2020年5月27日)