日本共産党の田村貴昭衆院議員は6月19日、北九州市小倉北区、同南区の7ヵ所で街頭演説をし、閉会した国会情勢を語るとともに閉会中審査への決意を語りました。
田村氏は、河井前法相夫妻の買収疑獄について安倍首相の任命責任を指摘。「野党一体となって閉会中審査での集中審議を求めてたたかいます。金権腐敗のおおもとにある企業・団体献金や政党助成金を禁止・廃止させよう」と訴えました。
新型コロナウイルス対策では、後手にまわる政府を野党が共同で追及し、10万円の特別定額給付金やPCR検査の基準緩和、学生支援などを実現したと強調。予備費10兆円の使い道をただすと強調し、「コロナ禍の今こそ政治の在り方を見直
して生活を支え命を守る政治に切り替えよう」と呼びかけました。
出口成信市議、藤沢かよ市議が、コロナ対策での検査体制や休業補償について拡充を訴えました。
演説に足を止めた男性(70)は、「河井夫妻に渡った1・5億円に自民党内から声が上がらないのはおかしい。自民党に焦りが見えるなか、野党は共闘を進めてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2020年6月20日)