門司遺構

北九州市の旧門司駅遺構 工事中断し協議を イコモスが警告文 共産党は現地保存主張

旧門司駅の遺構(右)=北九州市門司区

 北九州市門司区の複合公共施設建設予定地で見つかった明治時代の旧門司駅遺構を市が取り壊そうとしている問題で、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関、イコモス(国際記念物遺跡会議)は9月4日、建設工事の中断などを求める警告文(ヘリテージ・アラート)を出しました。  警告文は遺構保全を求めるイコモスの声明(6月)に加え、破壊への懸念が十分考慮されていな[記事を表示]

旧門司駅遺構を残せ 宮本岳志・田村貴昭両議員が調査 北九州

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 北九州市門司区の複合公共施設の建設予定地で見つかった初代門司港駅(旧門司駅)遺構を施設建設のため市が取り壊そうとしている問題で、日本共産党の宮本岳志、田村貴昭両衆院議員は7月22日、現地を党北九州市議団とともに調査しました。  宮本、田村両氏は、1891年(明治24年)開業の同駅が港と同時に整備されたことがわかる痕跡や、日本の伝統技術と西洋の建築技術[記事を表示]