九州・沖縄いつせい宣伝 気候危機打開へ転換を 田村氏訴え 北九州

九州・沖縄いっせい宣伝で朝宣伝をする(右から)田村、高瀬両氏=20日、北九州市小倉南区 日本共産党の「九州・沖縄いっせい宣伝」で田村貴昭衆院議員は12月20日、北九州市小倉南区で高瀬菜穂子県議と朝宣伝をし「全国では、比例5人の必勝候補、福岡県ではまじま省三予定候補を先頭に参院選をたたかう。大きなご支援を」と訴えました。
 
 田村氏は、森友学園の公文書改ざんをめぐる訴訟で真相を明らかにしないまま訴訟を終結した岸田政権を批判し安倍政治の延長が続いていると指摘。「財務金融委員会で疑惑究明、『赤木フアイル』全面開示をめざす」と決意を表明しました。
 
 宜伝に参加した湯川支部の女性(73)は、「赤木さんの問題はご近所で話すと『誰が考えてもおかしい』『許せない』と怒りの声が上がる。ひとつひとつの問題を対面で話して参院選の躍進につなけたい」と語りました。
 
 田村氏は、『気候危機を打開する2030戦略』パンフを配り、駅を利用する学生たちが次々と受け取りました。田村氏は、アメリ力の竜巻被害や九州各地の水害を報告し、石炭火力や原子力の発電に依存し温室効果ガスを出し続ける政治を転換しようと訴えました。
 
 高瀬県議は、新型コロナ対策のワクチンを受けられない人に向けた無料PCR検査拡充など県の補正予算を報告。国の病床削減の方針を批判しました。(しんぶん赤旗 2021年12月21日)