消費税廃止各界連絡会は11月29日、衆院第1議員会館で、署名提出・活動交流集会を開きました。消費税率5%への引き下げ、インボイス(適格請求書)制度の即時廃止を求める署名2万9865人分を国会に提出。「減税するなら消費税、インボイス今すぐ廃止」の署名・宣伝を旺盛に行い、地方議会への請願・陳情の運動を強めることを確認しました。
開会あいさつで東京土建の熊切健二書記次長は「岸田政権の経済対策で所得税など1人4万円を減税した後に、5年間で43兆円の大軍拡・大増税が控えているのはみんなわかっている。この状況を変えよう」と述べました。
報告した各界連の中山眞事務局長は、10月から始まった消費税増税策のインボイスは「害悪しかない」と廃止を訴え。粘り強く続けてきた運動に確信を持ち、消費税減税を拒否する岸田政権への反撃を呼びかけました。
オンライン併用の活動交流で「『物価高騰で生活、学費が大変』と大学生が飛び入りで宣伝に参加」(北海道)、「30分でビラ100枚と、受け取りがいい」(北九州・八幡)など報告。「各界連の12月怒りの全国いっせい行動に呼応し『新婦人 暮らしを守る師走行動』を呼びかける」(新日本婦人の会)と行動の紹介がありました。
インボイス制度を考えるフリーランスの会発起人の小泉なつみさんが連帯あいさつ。
日本共産党の田村貴昭衆院議員は「運動を加速し消費税減税を実現するまで頑張ろう」とあいさつしました。(しんぶん赤旗 2023年11月30日)