赤旗「水曜随想」 24年希望の持てる年に/衆院議員 田村貴昭

410391275_6158049937631276_8499513906993529833_n 「経済、経済、経済」ではじまった臨時国会は、「裏金、裏金、裏金」で閉会。自民党の腐敗ぶりは底なし、内閣支持率も底なしで最低を更新。街頭で国会報告していると、「がんばって!」の声援。握手を求められ、動画の自撮りで「裏金問題でただいま共産党が…」と〝実況中継〟する人も。国民は怒っていることを肌身で実感しています。
 
 問題の発端は、「しんぶん赤旗」のスクープから。他の野党議員からは「御党の調査能力には脱帽。次のネタは?」。自民党議員からは「日曜版が面白い。秘書もよく読んでいる」と。多くの人に「赤旗」を読んでもらいたいですね。
 
 政治を腐敗させる企業・団体によるパーティー券購入と献金。日本共産党国会議員団は完全禁止法案を参議院に提出。残念ながら、衆議院で法案を提出するには、21議席以上が必要です。2014年の総選挙では大躍進して、翌年に同法案と政党助成金廃止法案を提出。これを再び! 次の総選挙では議席倍増の勢いをつくり出し、政治とカネの問題に決着をつける。志を高く!
 
 半年以上先のたった1回の減税、給付金は多くの自治体で年内に支給されず。街中に「年越しできないじゃないか」の声。消費税減税の要求は自民党からも上がっているのに、岸田首相は聞く耳もたず。本当にひどい。
 
 「田村さん、『水曜随想』楽しみにしていますよ」「私も」。先日、鹿児島で声をかけてもらいました。随想なので肩の力を抜いて書きたいのですが、頭にくることばかりでなかなか…。「その苦労が感じられます」。いや、恐縮です。
 
 お読みいただきありがとうございます。みなさん、よいお年を、は言いません。2024年を、希望の持てる年にがんばります!ですね。
 
 あら、また力が入っている。(しんぶん赤旗 2023年12月20日)