総選挙九州・沖縄ブロックで二議席獲得へ県内比例四万五千の得票をめざす活動の飛躍をかちとろうと、日本共産党大分県委員会は5月17日、大分市内で全県活動者会議を開きました。約百五十人が参加。田村貴昭、山下かい(大分1区重複)の両衆院比例候補が決意表明しました。
県内の各支部から十二人が発言。国東半島の“保守の牙城”と呼ばれる農村部で千回のハンドマイク宣伝に挑戦する豊後高田市の支部、離島を含め東西約十詩層の半島に点在する二十一の集落を駆け巡り宣伝・対話・支持拡大をすすめる津久見市の支部、米価暴落、四割減反の押し付けのなか、「農民には未来がないのか」と訴え、六月に千人規模の演説会成功をめざす宇佐市の支部など、各地の総選挙勝利をめざす取り組みがリアルに報告されました。
県内誘致の大手製造業の会社を『派遣切り」された男性(四五)は、違法・無法な派遣労働の実態を告発するとともに、テレビ番組で日本共産党の志位和夫委員長の発言を聞き、「僕の心を代弁している」と、自ら党県委員会に電話し、入党を決意した経緯を報告。参加者に感動をあたえました。
林田澄孝県委員長は、「自公政権の悪政のもと、貧困が広がり、国民のなかに怒り、不満がうずまいている。きょうの発言で出された経験、教訓をすべての支部のものとして、五月中に大きく飛躍し、県内の隅々から総選挙勝利の大きなうねりをつくり出そう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年5月22日)