北九州でTPP学習会 首相は米国の意のまま 田村候補が報告

日本共産党福岡県八幡戸畑遠賀地区委員会は12月10日、環太平洋連携協定(TPP)問題学習会を北九州市八幡西区で開き、95人が参加しました。

田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補、八幡西民主商工会の田代順二事務局長、戸畑けんわ病院の田口義和事務長が報告しました。

田村氏は、野田首相が国民のノーの民意を踏みにじり、アメリカの意のままにTPP参加を表明したことを批判。TPPが日本を標的にアメリカの輸出利益拡大を求めるものであることなどを〝電気紙芝居″を駆使して解説。「国の形を変えてしまうTPP参加反対、税と社会保障の一体改悪反対のたたかいを強めましょう」と訴えました。

田代氏はTPPの公共工事や自主共済など中小業者への影響について報告しました。田口氏は混合診療解禁など医療分野への影響について報告しました。(しんぶん赤旗 2011年12月10日)