消費税頼らず社会保障充実 “「提言」広げたい” 鹿児島で田村候補

 日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は3月27、28の両日、鹿児島市入りし、学習会や街頭で日本共産党の政策を訴えました。

 田村氏は27日夜、党県委員会事務所で消費税大増税ストップの「提言」学習会に臨みました。電気紙芝居を駆使しながら「大型開発や軍事費のムダ遣いをやめ、大企業・大資産家に応分の負担を求めれば、消費税に頼らなくても社会保障は充実できる」と丁寧に解説しました。参加者からは「この『提言』をどう運動に発展させたらいいか」などの質問も出され意見交流しました。

 田村氏は28日早朝から鹿児島市議選の大園たつや、桂田みち子、たてやま清隆の3候補への支持を訴えました。「野田政権の『税と社会保障の一体改革』は暮らしも福祉も後退させる。4月の市議選でみなさんの消費税大増税ノーの意思を日本共党の3人に託してほしい」と訴えました。

 演説を聞いていた近くの自営業者(63)は「消費税も国保も高い。義務教育までは病院代もただにするべきだよ。考えは共産党と全く同じ」と話しました。(しんぶん赤旗 2012年3月29日)